最終面接でも逆質問はあります。
頭が真っ白になって、ふさわしくない逆質問をしないように、好印象な逆質問をいくつか用意しておきましょう。
目次
どういう逆質問が効果的?
最終面接では役員や社長など、採用決定権を持っている人が基本的に面接官にいます。
良い雰囲気であっても、少なからず緊張はするでしょう。
しかし、最終面接まで進んでいるということは、条件不足ということはありません。
逆質問では、あなたのやる気の高さや意欲の高さを面接官にアピールすると良いでしょう。
また、社長や役員クラスの方に質問できる機会と捉え、ふさわしい逆質問を用意しましょう。
面接官に好印象を与える逆質問11選
最終面接では一緒に働きたいと思わせる必要があります。
前向きで誠実な対応が評価されやすいため、逆質問もそれに合わせて用意するようにしましょう。
働きたい意欲や採用したらというイメージを持たせることが大事です。
意欲をアピールする質問
・大学で○○について勉強してきましたが、入社までに少しでも力をつけたいと考えております。御社に貢献できるようなスキルや知識は他にありますでしょうか。
・入社後、成果を出していきたいと考えております。個人の目標の決め方や、数字以外で評価する仕組みがあれば教えてください。
・○○の事業に興味があるのですが、携われるチャンスはあるのでしょうか。
・活躍している社員方の共通している考え方や特徴はありますでしょうか。
・御社は教育システムが充実しており、文系でも問題ないと伺っております。早く仕事を覚えたいので、学生の内に勉強しておいた方が良い内容のものがあれば教えていただけますでしょうか。
仕事に関する質問
・面接官の方が仕事をする上で達成感ややりがいを感じたことはなんでしょうか。
・私は○○部署を希望しているのですが、配属先はどのように決まるのでしょうか。
・御社で働く上で最も大事にすべきことは何でしょうか。
事業や社風に関する質問
・結婚や出産後も活躍したいと考えております。御社では女性が働く環境はどのようになっていますか?
・御社がここまで成長した一番の理由は何でしょうか。
・○○の制度を導入されたとお伺いしましたが、どのような背景や経緯があったのでしょうか。
NGな質問例
逆質問とはいっても、控えたほうが良い質問もあります。
これを質問してしまうと、企業によっては逆効果になる可能性もあるので、下記のNGな質問例も抑えておきましょう。
質問しない
例)「特にありません。」
質問がないのは、興味がないのと同じです。
逆質問では、関心や入社意欲が高いことをアピールしましょう。
条件や待遇に関する質問
例)「ボーナスはあるのでしょうか?」
もちろん待遇なども大事ですが、そこしか見てないと思われてしまいます。
特に最終面接の逆質問では、面接官に聞けないことを質問しましょう。
調べたらわかる質問
例)「御社の経営理念は何でしょうか」
企業HPや採用情報ページに載っていることを聞くことはやめましょう。
調べずに来たのかと志望度を疑われてしまいます。
ネガティブな質問
例)「離職率が高い理由を教えてください」
会社のネガティブな部分について質問することは好ましくありません。
面接官が答えやすいような質問をした方が好印象を持ってもらえるでしょう。
意図が不明な質問
例)「仕事とは何ですか?」
この質問をした具体的な理由を述べるのであれば良いですが、特に意味もないような質問は控えましょう。
面接官も困惑してしまいます。
コンプライアンスに反する質問
例)「今後の新しいサービスの戦略について教えてください」
新商品やまだ解禁されていない重要な情報を聞き出しても話せないことが多いでしょう。
話してくれたとしても、差し支えない範囲でしか答えられないため、広がりにくい質問といえます。
まとめ
逆質問をご紹介しましたが、一番大切なのはその場の流れに沿って質問することです。
これまで紹介したものも、一般的にはふさわしい質問だが、この場ではふさわしくないといったことがあります。
それは企業の規模や、希望職種、面接官の役員などでも変わってくるでしょう。
かといって、その場で思いついた質問は自分では気の利いた質問だと思ったが相手にとっては答えづらい質問だったということもあります。
そのため、事前にいくつか逆質問を準備しておきましょう。
一言一句覚える必要はありませんが、こういった内容の質問をしようという方向は定めておきましょう。
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